動作の主体を主語とする形を能動態といいます。
これに対し、動作を受けるものを主語とする形を受け身(受動態)といいます。
2008年12月アーカイブ
受け身をつくり得る動詞は原則的には他動詞だけです。
受け身の動詞は be 動詞の変化に動詞の過去分詞を加えてつくります。
具体的には、最初に主語、動詞、目的語を区別し、次の手順によって行います。
1 能動態の文の目的語を主語にする。
2 能動態の文の動詞を「be動詞 + 過去分詞」にする。この場合、be 動詞の人称と数は受け身の文の主語に一致させ、時制は能動態の動詞の時制に一致させる。
3 能動態の主語は通常、前置詞 by の後に添えて副詞とする。
(1)第3文型の受け身
My grandfather planted this tree.
「私の祖父がこの木を植えました。」
≒This tree was planted by my grandfather.
「この木は私の祖父によって植えられました。」
一般疑問では be 動詞(助動詞がある場合は助動詞)が文頭に出て、特殊疑問では疑問詞の後に be 動詞が置かれます。
「(疑問詞+)be 動詞+S+過去分詞」
助動詞は受け身でも能動態と同様にそのまま使われます。ただし、will と shall は、新しい主語の人称によって入れ代わることがあります。
「他動詞+副詞」の結合だけでなく、「自動詞+前置詞」、「自動詞+副詞+前置詞」の結合も1つの他動詞に相当し、受け身をつくることができます。
このとき、受け身において後置される前置詞を落とさないように注意してください。
また、「他動詞+名詞+前置詞」の結合は、全体を1つの他動詞句として扱う場合と、動詞に続く名詞を目的語として扱う場合とがあります。
(1)by~の省略
動作主が一般的な人や不特定の人(we,you,they,people等)の場合、不明かまたは容易に表せない場合、または、文脈から自明である場合には、by~による動作主は省略されます。
We can see stars at night.
→Stars can be seen at night.
逆に、受け身で by~が省略されている場合、能動態に書き換えるときには、We,They,You等の適当な主語を補わなければなりません。
日本語では能動態で言うところを、英語では受け身で表現することが多い。
1 感情を表す動詞
・be surprised (amazed, astonished等)「驚く」
・be pleased (delighted等)「喜ぶ」
・be satisfied 「満足する」
・be frightened (scared等)「怖がる」
・be amused「面白がる」
・be disappointed (discouraged等) 「落胆する」
(5)「S+V+O+to不定詞」構文の受け身
この構文の受け身においては to不定詞はそのままにされます。
The doctor told me not to smoke.
「医者は私にたばこを吸わないようにいいました。」
→I was told not to smoke by the doctor.
「私は医者にたばこを吸わないようにいわれました。」
(8)命令文の受け身
命令文の受け身は Let を用いて作ります。
ただし、実際に用いられることはほとんどありません。
Let + 能動態の目的語 + be + 過去分詞
Do it at once.
「直ちにそれをやりなさい。」
→Let it be done at once.
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